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「2時間でわかる起業セミナー」のお知らせ                                         日時:2月16日(水)                                                 場所:渋谷                                                      時間:18:30-21:00(受付18:15~)                                                費用:2,000円                                                                                     内容:「実践型」「少人数制」をコンセプトに、会社設立における定款、登記、機関設計や設立後に必要な社会保険、 記帳・会計等の基礎知識のすべてがわかる! 今なら、会社設立にまつわる税金、社会保険関連の各種届出が一目でわかる「会社設立ハンドブック」進呈中! 詳しくはこちらまで      「【50代から起業】セカンドキャリアセミナー」のお知らせ                                         日時:2月9日 場所:小伝馬町                                                    時間:18:30-21:00(受付18:15~)                                                費用:4,000円                                                                                     内容:50代の方にとってはセカンドキャリアを考える時期です。定年後あるいは早期退職後は「再就職か」それとも「起業・開業か」。そのためには、働きながらもらえる年金制度の仕組み、失業保険と年金制度の関係、継続雇用にまつわる制度、そして、起業における会社設立などの基礎知識が必要です。そんな方々のための基礎知識セミナーです。詳しくはこちらまで

だれも国境を知らない

北方領土、竹島問題、沖ノ島、尖閣諸島、硫黄島 など、国境でもめている国、また日本国でありながらなかなか訪問できない島々など、筆者が自ら上陸して島の現状を執筆した面白い本である。
北方領土は、歴史をたどれば1855年に日露和親条約にて日本の領土となった。
その後、終戦まで日本の領土であったというのが日本の主張の論拠になっている。一方では、その後ソ連の侵攻により島を奪われた。いわゆる事実上の実行支配はソ連に移った。戦争に負けた日本は、GHQの支配下に置かれ、1951年サンフランシスコ講和条約にて主要四島およびその周辺島以外のものを放棄させたれた。ただ、この条約にいまの問題の根っこがあり、千島列島(北方領土)が返還対象の島として明記されていなかったのだ。ソ連は、この条約に参加はしたものの締結に調印していない。いやらしいことに、この条約の音頭をとったアメリカは、わざとあいまいにしたのだ。つまり、ソ連と日本のわだかまりを残し、日米⇔ソ連の構図を残すのが目的。そんな状況でlここまでずるずると来ている。
一方竹島問題とは、韓国と日本の問題。これも実行支配は韓国になるが、1905年に、明治政府は竹島は外国の支配が及んでいないことを確認し、2月22日に島根県に編入した。その後戦争を経て、1946年GHQでは、日本領土でないと定義がされた。一方、1951年のサンフランシスコ講和条約ではちがう見解が出され、日本から韓国に返還される島として竹島が外されている。ただ、日本の領土であるとは明記されていない。またもやあいまいな条約である。
こんな状況でいままで来ている。
どちらもいわゆる戦前は明確に日本登録していた島々を、戦後アメリカ主導のサンフランシスコ講和条約を機に、曖昧な形になり、実行支配が及んだ国が、そのまま国際根拠なく主張し続けているというわけである。
沖ノ島はまた話が変わり、それは岩なのか島なのか論争である。いわゆる島ならそのまわりの海域に経済主権がおよぶために中国が沖の島を島と認めないという論争に石原都知事が吠えたというもの。硫黄島は軍事基地のために許可がないと上陸できない。
こんな島のを教科書では教えてくれない背景を取り上げている本である。
★★★★☆
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