フェルマーの最終定理：今日の一冊：SSブログ

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フェルマーの最終定理 [編集]

ポアンカレ予想に続いて、数学関連の本、第二段。
短庫本でしかも５００ページ近くあるので、かなり読み応えがあったが、なんとか完読。
数学の内容としては、ポアンカレ予想とは反して、一見簡単そうに見える内容だが　実は奥が深い。
ワイズが極秘に証明を進めていおり、学会で発表した時には、一大スクープに。
しかし、その証明も、欠陥が見つかり批判の声とともに、１年以上が経過。誰もが無理とあきらめていた矢先、
さらにワイズ自身にひらめきが・・・。
新たなる欠陥修復の証明により、今度は完璧なものに。
８年間にわたる証明までの天才数学者の苦悩を表す。
数学の歴史を含めての長編。
本書の中で、数学者を表現するのに面白い小話がある。
「天文学者と物理学者と数学者がスコットランドで休暇を過ごしていたとき、列車の窓から原っぱを眺めると、黒い山羊が目にとまった。天文学者は、「スコットランドの羊は黒いのだ。」という。物理学者は、「スコットランドの羊の中には黒いものがいる。」という。数学者は、「スコットランドには、少なくても１つの原っぱが存在し、その原っぱには少なくても１頭の羊が含まれ、その羊の少なくても一方の面は黒い。」ということさ。」

少し素人には内容が技術的に細かすぎるという意味で、
★★★☆☆