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「2時間でわかる起業セミナー」のお知らせ                                         日時:2月16日(水)                                                 場所:渋谷                                                      時間:18:30-21:00(受付18:15~)                                                費用:2,000円                                                                                     内容:「実践型」「少人数制」をコンセプトに、会社設立における定款、登記、機関設計や設立後に必要な社会保険、 記帳・会計等の基礎知識のすべてがわかる! 今なら、会社設立にまつわる税金、社会保険関連の各種届出が一目でわかる「会社設立ハンドブック」進呈中! 詳しくはこちらまで      「【50代から起業】セカンドキャリアセミナー」のお知らせ                                         日時:2月9日 場所:小伝馬町                                                    時間:18:30-21:00(受付18:15~)                                                費用:4,000円                                                                                     内容:50代の方にとってはセカンドキャリアを考える時期です。定年後あるいは早期退職後は「再就職か」それとも「起業・開業か」。そのためには、働きながらもらえる年金制度の仕組み、失業保険と年金制度の関係、継続雇用にまつわる制度、そして、起業における会社設立などの基礎知識が必要です。そんな方々のための基礎知識セミナーです。詳しくはこちらまで

チベット問題とは何か

チベット問題に関して簡潔にまとめてある本を見つけたので読んでみた。過去の歴史に関してはあまり触れられていないためこの本だけを読むと誤解を招く恐れがあるが、過去数冊読んだ中と合わせて考えると最近の動向がうまくまとめられていると思う。チベット問題は歴史問題(チベットへの侵略)を含めると根が深いものがあるが、最近の動きのみを挙げてみると以下のことのようだ。
最近のチべット人の暴動の多くは、本当は、中国政府ではなく、「現地の漢民族」に向けられている。
急速に資本主義を進めていく中国においては、資本・労働関係が 経営者が漢民族、雇われ者がチベット民族という構図ができあがっており、この労働社会が平等社会を軸にしているチベット民族には、支配というようにとらえられている。
資本主義社会では当たり前の経営者・労働者という構図だが、少数民族には企業家が少ないという問題が根底にはあり、本来は教育の問題にも及んでくるべき問題である。
中国側としては、過去は別として、現在はチべット民族は他民族に比べてかなりの優遇政策をとっている。
ただ、他の民族との絡みもあり、優遇措置をマスコミ的にも公にできない。マスコミもそのことに触れない。
ダライラマもそのことに触れない。したがって、中国政府がチベット民族を支配してるような歴史のみに注目されてしまう。そして、誤解したような報道が伝えられ、それがナショナリズムを刺激して、暴動が起きて問題の本質がぼけてしまう。いわゆる暴動が中国政府ではなく、「現地の漢民族」に向けられているという点。
また、ダライラマの主張する自治権の拡大という点においても具体性が見えない。
ロジカルな政府提案と抽象的な宗教提案とがぶつかりあい、意見が合わないのだと思う。
政府側としては、過去の清算、現在の優遇措置、ダライラマ側としては、現在の優遇措置の認識、更なる要求の具体性をお互いきちんと第3者を交えて話し合わないと進まないでだろう。もちろん チベット族の教育による企業家の育成や根本的な現在の暴動の問題点も両者認識すべき必要がある。
政府寄りの意見を多少なりとも記述してあったために、別の側面で物事を見ることができたという点では面白い本であった。
★★★☆☆


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HA-NAM

ベトナムについての記事を書いています。
TBさせていただきました。
有難うございます。
by HA-NAM (2008-07-18 22:32) 

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