カーター、パレスチナを語る

複雑な政治というだけで、遠ざけていたが、新書がでていたので、おもいきって購入してみた。
中東に無知であった私にとって、一から複雑な中東の情勢を理解する上で、非常にわかりやすくまとめられていた。
ニュース、新聞紙上ではよく話題になる国、人種、和平問題。
イスラエルとパレスチナの関係。もともとは、国境問題、人種問題から争いが発展してきているが、
ユダヤ人種中心のイスラエル、アラブ人種中心のパレスチナ、そしてまわりを取り囲むシリア、ヨルダン、エジプト、
レバノン、サウジアラビア等。そして国連。さらには宗教との絡み。
また、核兵器大国のイスラエル側に立つアメリカ合衆国。国連含めた世界の動き。
非常に複雑な関係である。
もちろん　この本一冊で理解することは不可能であるが、さわりをこれから理解する上では有益な一冊。
引き続き、新聞紙上含めて関心を持ち、和平に向けての動きをおって行きたいと思う。

★★★★☆

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